『white​』​~​未​来​屋​マ​サ​ル​十​周​年​記​念​企​画​オ​リ​ジ​ナ​ル​・​ア​ル​バ​ム​~

by 未来屋マサル

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1.
*フライデイ 営みを終えて 余計な嘘を纏っているまま 夜に暴かれて 些細なことも露わになる 窓の隙間からそっと逃げてゆく 白煙は濁ってどこかへ たばこを捩じって キーを回して 二人を連れてどこまで フライデイ 不安定な旅をしたくて ハイウェイ くたびれた街を這い出る もう誰にもなりたくないよね だいじょばない ぼくらを揺らして 不完全な旅の支度で 不甲斐ない この手が震えても   他愛もない話をしたい 君の その瞳が眠くなるまで 使い捨てのぼくと 使い捨ての君が 育んだ愛は 本当? ただそっと 耳元で囁いた 安っぽい台詞がモットー もっともっと 知らないこと 要らないことも教えてよ いいけど 刺激が強いかも 悲劇には疎いだろ? あくびで潤んだ 目をこすって 白煙は燻って どこかへ たばこを捩じって キーを回して 二人を浚ってどこまでも フライデイ 不安定な旅をしたくて ハイウェイ くたびれた街を這い出る もう誰にもなりたくないけど 逃げ場のない僕らを許して 不完全な旅の支度で 不甲斐ない この手が震えても 他愛もない話をしたい 君の その瞳が眠くなるまで 眠くなるまで 眠くなるまで
2.
*いくつかのこと 「ある日 突然 駄目になって 終わってしまった」 訳じゃないと 本当は 薄々 気付いてる ちょっとずつズレていく周期 越えちゃいけない一線が 日常に潜んでいた警告が 思い出したって仕方がないか 結局 戻れないんだ 鳴っている 各々の音は 混ざり合わずに響いている 同じ空気を震わせたって 決して届かずに 途絶えてしまう ほら 聞こえないだろう 一度きり 一度きりだけど 交わっていた 重なっていたような 道程に 意味を見出してしまった 「しまった」と思った頃には 一度きり 一度きりだから そう もっと曖昧に笑うべきだったのに 孤独 今さら遅い もう そこに僕はいない その一 誰も悪くない 人生は均衡と機会 その二 ちゃんと眠ること 寝付けない夜は窓を開けよう その三 手紙を書くのは 太陽が出ている時間にしよう その四 大きな声が出るまえに 自分の胸に手を当てよう 約束 いくつかのこと 耳を当てた場所 静かな鼓動 目には見えない心の機微 きっかけはいつも小さな罅 ごめんなさい 生まれてきてごめんなさい 言いたいことはそれだけ いつも話が長くてごめんね 一度きり 一度きりだけど 交わっていた 重なっていたような 道程に 意味を見出してしまった 「しまった」と思った頃には 一度きり 一度きりだから そう もっと曖昧に笑うべきだったのに 孤独 今さら遅い もう そこに僕はいない
3.
Another 05:34
*Another ふと触れた醜さから 目を背けた 街灯り まだ眩しい 照らさないでくれ ずっと側で隠しながら 育ててきた 黙っていれば気付かれない 暴かないでくれ 見ないふり 見ないふり まともな日々が続く限り 知らんふり 知らんふり その時が訪れる日まで すれ違う愛が 壊してしまった だらしない人生が ただ続いているだけ 傷つけることが 心と体が 怖くて 怖くて 終わって欲しくなる 微睡めば 怒りはない 鈍さの中 夢現 溺れている 夜のせいにして 少しずつ 解れてゆく 端の方から 奥底で 喚いている 声を大にして 揺らいでる 揺らいでる 知らない僕が現れては 歪んでいく 歪んでいく ぎしぎしと音を立てながら 仄暗い過去が 奪ってしまった 変わらない明日が ただ続いていくだけ 諦めることも 受け入れることも 遅くて 遅くて 間に合わなくなる
4.
*ふたりぐらし 昨日残したパスタ 早く冷蔵庫しまわなくちゃ 溜まった洗い物 潤かして 汚れを落とさないと 散らかした洋服を ひっ掴んだら 洗濯機 放り込んで 掃除もして 埃ひとつない部屋で おかえりって迎えなくちゃ ふたりぶんのパジャマ 仲良く乾いていく ふたりぶんのお皿を 一緒に片付ける ふたりぶんの夕餉を 丁寧にこしらえたら ほら 君から連絡が来る 「仕事おわったよ」 今日の出来事や 思ったことを ひとつひとつ 帰ってきたら話そう 気が済むまで 僕と君の ふたりぐらしのドアの内側で ふたりぼっちの愛とお金で過ごそう イヤじゃなければ 明日も一緒に スーパーに行ったレシート 綺麗に折り畳んで こっそり買ってきたアイス フリーザーに忍ばせて お風呂上りに「そういえば」 ってすっとぼけて 小さなサプライズが 日常を彩る ふたりぶんの笑顔 お互いに贈り合って ふたりぶんの涙を しっかり受け止めて ふたりぶんの時間が 重なりあったことをただ 言葉にできなくていい 毎日があるなら どんな出来事が 待っているかも わからないけど わからなくても 暮らそう 誰かじゃなくて 僕と君の ふたりぐらしの永遠を誓って ふたりぼっちの愛の営みしましょう もしよかったら これから一緒に

about

■未来屋マサル10周年記念アルバム『white』
『さあ、この真っ白なキャンバスにどんな生き様を描こう。たった一度きりの人生で、僕達は何にでもなれる。』──「ラブポエマー」こと未来屋マサル、記念すべき活動10周年アルバム『white』。

※当商品は配信(データ)販売のみです。プレスCDはありません。

■収録曲(全10曲・収録順)
M1 『素晴らしい毎日』 remix ver.
M2 『フライデイ』 feat.鈴花すず
M3 『hotobori』 with Syo
M4 『いくつかのこと』
M5 『Another』
M6 『金魚』
M7 『抜けた炭酸』 重音テト edit ver.
M8 『ハイテンション・ストーカー』
M9 『ふたりぐらし』
M10 『ぱーぷる・すもーくっ!~紫色のやべー魔法~』 by 紫烟あみゃ

credits

released November 17, 2023

■メインアーティスト
未来屋マサル (@msr3018)

■ゲストボーカル
Syo/7$7 (@Syo_negitoro)
鈴花すず (@suzu_3n)
紫烟あみゃ (@Shien_Amya)

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